経営理念

経営理念『提案型のものづくりを通じて、お客様と社員を最幸の笑顔にする』

当社には、お客様と社員を笑顔にすると同時に『世界一の特殊ネジメーカーになる』という夢があります。その夢に向かい、どのような行動をするべきかを社員全員で議論してつくりあげたのが、このクレドです。当たり前の事かもしれませんが、当たり前の事を当たり前にやることの難しさを日々実感しながら、携帯し運用しております。なぜやるのかという背景や目的も全社員が大切にしており、18項目すべてに背景や目的を記載しております。

経営理念
  • 約束を守る

    約束を守ることは全ての人間関係のスタートです。仕事においても「納期」を守る、「品質」を守る、といったことが、いわば「約束」を守る、ということにつながります。約束をきちんと守ることで、信頼関係を得ることができます。
    当社では「お客様との関係は対等」という考え方を大切にします。これはお客様から信頼関係が得られている、ということが前提です。お客様と対等の関係を維持するためにも、「納期」「品質」など、お客様との約束を守っていかなければいけません。
    もちろん、社内の仲間や部下・上司への約束、仕入先など取引先への約束も同じことです。仕事を依頼する側も、される側も、その仕事の目的と同時に期日を明確にしましょう。こうしてコミットした仕事をひとつひとつこなすことで人は成長します。

  • 安全・健康第一、効率第二

    労働災害は、絶対に防がなければいけません。労働災害を防ぐためにはまず、健康な心身を維持することが求められます。また当社の場合、旋盤やマシニングセンタといった巻き込まれる危険性のある設備を使用しています。
    例えば作業時、機械に巻き込まれる可能性があるため作業着のシャツはズボンの中に入れ、上着のボタンはとめましょう。また二日酔いで作業にあたるのは飲酒運転と同じです。絶対にしてはいけません。
    体調不良の時も作業をしてはいけません。インフルエンザなど感染症にかかった時は医師の指示に従います。
    また、常に危険と隣り合わせであることを意識して、効率よりも安全を最優先するようにします。例えば複数人数で危険な作業を行う時は大きな声で声掛け確認をします。「効率>安全」ではなく、「安全>効率」を徹底します。

  • 提案をする

    モノが余っている今の時代、普通にモノを売っているのでは価格競争に巻き込まれ、日本国内で製造業を続けていくことはできません。良いモノをつくるのは当然のことで、そこに何らかの付加価値を付けることが必要です。そしてその付加価値こそが「提案」であり、ソリューションの提供です。
    すなわち、「こういう加工方法の方が安くつくれますよ」「この材料を使った方が熱処理で歪みにくいですよ」などが、こうした提案です。ソリューションを提供できる会社になれれば、お客様は「カネコと付き合ったら得をする」と思ってくれ、取引が切れることもありません。
    そして、こうした会社を目指すためには、社員全員が「提案」ができる体質の会社を目指す必要があります。「どうすれば稼働率が上がるか」「どうすれば品質不良を防げるか」「どうすれば5S を実現できるか」といった「提案」体質の会社を目指します。
    過去の提案事例は成功・失敗に関わらず、社内に張り出し、情報共有を行います。

  • 報告・連絡・相談(報連相)と動的優先順位

    報告・連絡・相談(報連相)は相手への気配りです。つまり指示を出した人、仕事を依頼してきた人に対して「不安にさせない」ための気配りが「報連相」だと考えたら良いでしょう。また、どんな優秀な人間でも仕事は一人では絶対にできません。チームワークを発揮するためにも「報連相」は必須です。
    そしてお客様からのクレームなど、悪い情報ほど早く上に報告しなければなりません。
    報告を受け取る側も、悪い報告を責める様なことがあってはいけません。ただし悪い情報を報告せず、会社の信頼を損ねる様なことを放置することは、絶対に許されることではありません。人は、良い報告からしたいものです。しかし当社では、悪い報告から率先して行います。
    ものごとには優先順位があります。しかし、その優先順位は刻々と変化します。当社では、動的優先順位を意識し、変化した優先順位については、報連相を徹底し、チームで共有します。

  • 感謝をする

    「三方良し」という言葉があります。これは、“売り手” “買い手” はもちろんのこと、“世間(=社会)” にも貢献できてはじめて良い商売、という意味です。例えば、会社が社員を雇用しているのと同様、会社は世間から雇用されていると考えるべきです。したがって、世間良しでなければ会社が維持存続できないことは明白です。
    そして「三方良し」を実現するために私たち社員にできることは、全ての取引先(=お客様・仕入先など)に感謝をする、ということです。仕入先や外注先に対しても、対等なパートナーとして感謝しながら接していきます。そして上司は部下に、部下は上司に感謝し合う関係性をつくることが必要です。お互いに常に心から「ありがとう」と言い合う様にしましょう。
    感謝をすれば協力者が増えます。協力者が増えればできなかった事も出来るようになりますし、成功率も上がります。

  • 常に笑顔を心がける

    当社は明るい、働きやすい職場を目指しています。その為に大切な事は笑顔です。
    メラビアンの法則では、55% の視覚情報から人は人を判断します。
    困った時に相談し合える関係性、誰にでも何でも聞ける関係性が築ける職場づくりをするためには、常に笑顔を心がけることが大切です。
    例えば上司が怖い顔をしていたら、部下はおいそれと声をかけにくくなるものです。逆に部下が機嫌の悪そうな顔をしていたら、やはり上司も声をかけにくくなります。
    特に職場内では意識して明るい雰囲気を心がけ、そして上司・先輩の方ほど意識して笑顔を心がけましょう。

  • 挨拶をする

    明るい、働きやすい職場を目指す上で、笑顔と同じくらいに大切なことが挨拶です。
    例えば、朝出社したら大きな声で明るく「おはようございます」と言います。帰る時には「お先に失礼します」と大きな声で明るく挨拶をします。特に声のトーンには気をつけましょう。お客様・取引先が来られた時は「こんにちは」と大きく明るい声で挨拶をします。挨拶は最低限のコミュニケーションです。挨拶をきちんとすることでコミュニケーションが促進され、何でも話せる明るい環境の職場づくりにつながります。そして社内はもちろん、外から来られたお客様・お取引先(仕入先・外注先等)に対しても、笑顔で明るく大きな声で挨拶をします。

  • 相手の良いところを見つけて伸ばす

    相手の良いところを見つけ、伸ばす様にします。例えば部下や後輩、仲間に対して、叱ることよりも褒めることに力を入れます。
    一般的には「7回褒めて3回叱る」という言葉もあります。7回褒めることができないなら、3回叱ることもしない、と考えた方が良いかもしれません。良いところは意識して探さないと気付けません。相手に関心を持つ姿勢が求められます。
    また、まだ部下や後輩のいない社員の方にしても、上司や周りの人の良いところを見つけ、真似るようにしましょう。真似をすれば、良いところが次々と広がっていき社内も良い雰囲気になります。

  • 常に相手の立場に立って考え気配りをする

    最低限の気配りとは、相手を不安にさせないことです。「作業着のシャツが出ている」「靴のかかとを踏んでいる」「清潔感の無い身だしなみ」「人の話を最後まで聞かない」といった行動は、相手を不安にしてしまいます。
    また消耗品等が無くなっている時や、ゴミ箱がいっぱいになっている時には、見て見ぬふりをするのではなく補充をするなど、次に使う人の立場にたって行動をします。社内であっても後工程はお客様という意識で行動します。
    さらに「報告・連絡・相談」を徹底することも、相手を不安にさせない相手への気配りということになります。

  • 常に成長する

    一番のリスクはチャレンジしないことです。会社も組織も人も、現状維持では衰退するだけです。
    今日よりも明日少し成長する、成功した姿を思い描くことが大切です。新しいことにチャレンジし自分自身が変わることを拒否せず自らを変革し続けます。できない理由は、やらないからです。できない理由を考えるよりも、どうすればできるか考えることに時間を使いましょう。
    具体的には、日頃当たり前のようにしている作業を少しでも楽にできないか常に意識して、カイゼン活動を続けます。さらに今までできなかった仕事ができる様になる、いわゆる多能工を目指します。こうしたことが自分自身の成長につながるはずです。
    また、当社では教えることにも力を注ぎます。教わるよりも、教えることのほうが一般的には難しいといえます。教えることでさらに知識に磨きをかけます。

  • 2S の徹底

    2S とは整理(不要なものを捨てること)・整頓(置き場所・置き方を決めること)の略語です。2S は、製造業が労災を防止して、生産性を上げるために最低限必要なルールです。例えば、工具台車を使った後、工具をきれいに定位置に戻す、作業動線を意識し人が通る場所にモノを置かない、といったことも2S です。探し物をしないだけでも生産性に寄与できます。2S はカイゼン活動のひとつなのです。

  • コスト意識を持つ

    会社は最終的に利益が残らなければ存続することができません。利益を出すためには全員がコスト意識を持つことが求められます。
    例えば電気や水道はこまめに消す、止めるなど無駄遣いをしないといったことが挙げられます。また、工具や刃物も簡単に買い替えるのではなく、できるだけ長く使う様にします。
    またできるだけ多台持ちを行い、1人で多くの設備を稼働させることができればコストは下がり利益が残ります。また帰社後にできるだけ長時間、無人で設備が稼働することができれば、やはりコストは下がり利益が残ります。さらに、加工時間(=サイクルタイム)を短くすればするほど、コストが下がり利益が残ります。
    コスト意識を持てば、利益を出せるチャンスは身の回りにたくさんあることがわかります。

  • 時間を守る

    私たちが生きている間、時間は常に刻まれています。何をするにも時間がかかわってきます。時間は有限であり大切な資源です。だからこそ時間を意識することで新しい時間が生まれ、そこで何をするかを考えることにより効率アップに繋がっていきます。
    そして約束の時間、決められた時間を守ることは最低限必要なことです。例えば、私たちが守るべき時間として次のことが挙げられます。
    ・休憩時間
    ・朝8時・昼13時には作業開始
    ・残業をする場合、申請します
    ・書類等の提出期限
    ・定期的な飲み会(コミュニケーション)

  • 自発的に動く・自発的に学ぶ

    例えば何か指示をされたら、なぜこの人はこういう指示を出しているのだろう、とその背景まで考える様にします。そうすると、ただ言われたことだけをするのではなく、自分なりに本当にやらなければならないことが、見える様になるはずです。
    もっというと指示されてから動くのではなく、指示される前に自発的に動くことが本当の生産性を追求する上では大切な事です。人から指示される前に、自発的に動ける人間になりましょう。
    学生時代は、教科書と一緒に問題が与えられます。なんてありがたいことでしょうか。社会に出ると教科書も問題も与えられません。自分で問題を探し、自分で学んで解決することがとても重要です。そのために日々学ぶことを忘れません。

  • 動機づけをする

    なぜ、それをやらなければならないのか。それを考えること、あるいは説明することが「動機づけ」です。
    何か行う時には自分自身を動機づけする、部下に何か指示を出すときには部下への動機づけが必要です。
    動機づけで有名なたとえ話があります。レンガを積んでいる3人の人がいました。1人目の人は「私はレンガを積んでいます」と疲れた様子で答えました。2人目は「私はレンガを積んで壁をつくっています」と答えました。3人目は笑顔で「私は歴史に残る様な教会をつくっているんです!」と答えました。どの人が最も生産性が高く、イキイキしているでしょうか?全ては動機づけにかかっています。あなたの動機づけ次第で、作業が仕事に変化します。

  • 会議(会して決し、決して行う)

    会議・ミーティングにも目的があります。「会して(集まって)議(議論)せず、議して決せず、決して行わず」このような会議では会議の意味がありません。
    カネコでは、会議の目的を明確にします。多くの意見を出し合い、最終的には決定し、決定したことは必ず実行します。失敗しても、その方法では成功しないという発見であると前向きに考えます。
    最終的なアクションプランに落とし込んで、会議は完了です。多くの新鮮な意見を集約するためにも、アジェンダ(会議の議題)は事前配布します。また、会議では、他人の意見は否定しません。
    会議では、情報の横展開や、改善事例の発表の機会も設けます。

  • コンプライアンスの順守

    各種ハラスメント(パワハラ・セクハラ・その他)は、社内外問わず絶対に禁止です。例えば、パワハラについていえば、自分自身は相手の為を思って指導したことであっても、相手がパワハラと取ればそれはパワハラです。また、飲酒運転・あおり運転はもちろん、法令に違反するすべての行為行動は、絶対に禁止です。

  • 環境に配慮したものづくり

    地球の資源には、限りがあります。この地球を後世にしっかりと引き継いで行く為にも環境に配慮したものづくりを行います。環境に配慮することは、電気代や、工具代、切削油などの経費削減にもなります。具体的には下記の項目について徹底します。
    ・エアコンの温度設定
    ・ドリルの破棄ルール
    ・お昼は電気を消す
    ・切削油は再利用する
    ・切粉は材質ごとに分別する